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伊東市環境美化センター 更新改良整備工事の安全祈願祭を実施

当社は、昨年12月に受注した「伊東市環境美化センター更新改良整備工事」の安全祈願祭を同センター(静岡県伊東市鎌田)において、このほど8月17日に実施しました。

当日は、伊東市長や市議会関係者、伊東市・地元関係者などを招き、当社の勝井征三・代表取締役社長を始め、役員・工事関係者が出席しました。

「伊東市環境美化センター更新改良整備工事」は、既設の建屋を利用し、既存の焼却設備を稼働させながら、限られたスペースで、ごみ焼却設備や可燃性粗大ごみ破砕設備を更新し、リサイクル設備を新設するものです。

また、同センターは、富士箱根伊豆国立公園に指定されている区域にあることから、景観を損ねることなく更新工事を進めていく必要があります。

こうしたなか、焼却炉には、当社が独自に開発した竪型ストーカ式焼却炉が採用。導入費やランニングコストにおける経済性に加え、既存の設備を稼働させながら新たに設備を更新する工法が評価されました。

処理能力は、ごみ焼却設備が142トン/24時間(71トン/24時間×2炉)です。焼却技術による安定性・無公害性・経済性を追求した計画により、現行施設(100トン/24時間×2炉)からの規模低減を果たしています。この他、可燃性粗大ごみ破砕設備が6トン/5時間、リサイクル設備が5.5トン/5時間となっています。

工事期間は、既存設備の稼働しながらの設備更新となるため、2015(平成27)年3月までとなっています。

 

安全祈願祭の様子

伊東市環境美化センター 更新改良整備工事後の施設概要
■施設規模
1) ごみ焼却設備: 142トン/24時間(71トン/24時間×2炉)
2) 可燃性粗大ごみ破砕設備: 6トン/5時間(1基)
3) リサイクル設備: 5.5トン/5時間

■余熱利用
焼却炉の焼却熱(排熱)を居室内冷暖房に利用(熱回収率10%以上)