当社はこのほど、一般社団法人廃棄物資源循環学会から、「竪型火格子による熱分解を伴う廃棄物焼却技術の開発（医療廃棄物や災害廃棄物処理への適用）」により、廃棄物資源循環学会有功賞（技術部門）を受賞いたしました。開発者である当社代表取締役の勝井征三の他、勝井基明、岩村近（以上、㈱プランテック）と、京都大学名誉教授の高月紘先生の4名による共同受賞となっています。
この度の受賞理由は、『発熱量等ごみ質変動の大きい廃棄物に対し、竪型火格子を用いた熱分解過程を伴う焼却技術開発に取り組み、高月紘氏の助言のもと、本焼却技術を処理困難とされた医療廃棄物処理に適用し、その安定燃焼技術を確立。その後、一般廃棄物、産業廃棄物に加え、東日本大震災で発生した災害廃棄物等多様な廃棄物処理で実績を重ね、焼却技術の進展に貢献』とされたもので、去る5月27日に川崎市で開かれた表彰式で、開発者に表彰状と副賞が授与されました。
この度の有功賞は、当社が1967年の創立以来、培って参りました150件に及ぶ納入実績と技術開発の経験に基づき完成させた焼却技術を高くご評価いただいたもので、関係先の皆様に厚く御礼申し上げます。当社は今後とも、本技術のさらなる探究とともに、新たな技術開発を進め、循環型社会の発展に貢献して参ります。
