株式会社プランテック

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「化学工学会 技術賞」を受賞

当社は、3月13日(火)に開催された公益社団法人 化学工学会主催の『化学工学会 第83年会』(会場:関西大学 千里山キャンパス)の表彰式において、「化学工学会 技術賞」を受賞いたしました。
受賞業績は、「乾式反応集じん装置の開発」で、翌14日(水)の受賞記念講演では受賞業績に関する講演を行いました。

「乾式反応集じん装置」は、従来、焼却排ガス中の塩化水素および硫黄酸化物の排出基準値が厳しい場合には、装置が複雑でメンテナンスに手間がかかる湿式処理が採用されていたところ、乾式排ガス処理でこれらを同時に湿式処理レベルの10 ppm以下に低減することができ、また、吹込んだ消石灰を効率よく均一にろ布に付着させることにより、反応、吸着の高効率化を達成するなどの特長を持った環境負荷の低減に貢献する当社の独自開発技術となっています。

公益社団法人化学工学会は、化学工学の学術的水準の進展を支え、人材を育成し、それらの成果を社会に有機的に還元するための中心的な学会として、1936年に化学機械協会として設立され、1956年に化学工学協会さらに1989年に現在の化学工学会に改名し、現在14部会で研究・技術開発の推進に積極的に取り組む学会です。(学会ホームページより抜粋)。

当社は、独自開発のSLA(=Super Low Air-ratio)燃焼方式による『竪型火格子式ストーカ炉』と、『乾式反応集じん装置(プランテック式プレコートバグフィルタ)』を焼却プラントの基幹技術に位置付けて技術開発を継続して参りました。当社は、今後とも焼却技術のさらなる探究とともに、新たな技術開発を進め、循環型社会の発展に貢献して参ります
化学工学会技術賞 授賞式