株式会社プランテック

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インドネシアの廃棄物焼却設備に『バーチカル炉』が採用

当社はこのほど、国内外で環境・リサイクル事業を幅広く展開するDOWAエコシステム株式会社のインドネシア子会社『PT. Prasadha Pamunah Limbah Industri』(インドネシア共和国西ジャワ州 社長:安井伸弘氏、以降PPLi社)が建設する新焼却設備を受注しました。

今回受注した設備は有害廃棄物を処理する焼却設備で、主要設備の焼却炉に当社が開発した『バーチカル炉』(海外向け製品名:Vertical Combustor)、排ガス処理装置に『プランテック式プレコートバグフィルタ』(海外向け製品名:Turbo Chemical Baghouse)が採用され、設備の処理能力は50トン/24時間×1炉です。

本設備の建設工事では、焼却プラント機器の多くを、当社がアジア・太平洋地域へ向けた焼却プラント関連機器の営業・設計・調達拠点としてシンガポールに設立した現地法人『Plantec Asia Pacific Pte. Ltd.』から、インドネシアの元請工事会社に供給する予定です。建設場所は、インドネシア唯一の有害廃棄物最終処分場を保有・運営するPPLi社の敷地内であり、2021年度中の稼動開始を目指します。

当社は、2017年にDOWAエコシステム株式会社のシンガポール子会社『Technochem Environmental Complex Pte. Ltd.』(現在は社名変更して『Modern Asia Environmental Holdings Pte. Ltd.』)が運営するトゥアス地区の有害産業廃棄物焼却設備を建設。本件は、当該設備に続いてDOWAグループへの2例目の受注実績になります。

当社は、1967年の創立以来、独自のSLA(=Super Low Air-ratio)燃焼方式による竪型ストーカ式焼却炉 『バーチカル炉』の開発・普及に努めて参りました。
今後とも、本技術のさらなる探究とともに、新たな技術開発を進め、循環型社会の発展に貢献して参ります。